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心の安全基地

考えと解説)傾聴に視覚的フィードバックと情報提供

 
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心の安全基地
安心安全な心の安全基地を何歳になっても獲得し発展させることをテーマに、身体、心、頭、人間関係、社会の視点から探っていきます。

今回は、前回記事に私の考えと解説を加えていきます。

イントロダクション

前回A子さんのケースでは過度なお酒の摂取、過食嘔吐、お金の問題、自己肯定感の低さの問題を抱えていました。これらの問題に限定せず、心・身体・人間関係・周りの環境から生じる、辛い、苦しい、嫌、怖い、疲れる等の苦悩や、自分らしく望んだ人生を生きられない問題を、この記事の中では「生きづらさ」と呼ぶことにします。

そして、その生きづらさを網羅的に視覚的にわかりやすくしたもの、『生きづらさMAP』と名付けてみました。地図のように見渡し、自分の抱える問題と位置を理解し、進むべき方向を自ら考え進んでいくためのツールです。アメリカのケン・ウィルバー氏の『この世の事象を包括的に理解するための4領域』からお知恵を拝借しています。

⑫その2

生きづらさMAPの作成に至った背景にある、生きづらさからの改善や回復に関する私も問題意識をご紹介します。

“わかりづらさ”
違和感や異変を感じ気が付いたところで、情報収集して、それらを理解し、どうすればいいか、どこに相談したらいいのかをわかるのは容易なことではないと思います。特に、追い込まれで心も体も余裕がない状態なので尚更です。また客観性が失われ自分では気が付ないという可能性も大いにあると思います。違和感や異変を感じ気が付いたのが周りの人であっても同じ問題の構造があるかもしれません。
そのために網羅的に視覚化することで、少しでもわかりづらさを減らせないかと考えました。また、話をする際も見ながら話すことで誤解を防げる作業が期待できます。

“遅さから生じる生きづらさ悪化・長期化”
悲しいことですが、心も体も余裕はなく疲弊し限界の状態に長らく置かれてしまえば、消耗戦の末に、治療・回復・成長の道のりは更に厳しくなってしまいます。悪い状態が固定化されてしまうこともあるでしょう。そこで、手軽にわかりやすくするにはどうしたらいいんだろうと考え、パッと全体を見渡せる表を作ることを考えました。それだけでなく、表の中に優先順位や対応方法も併せて表現することで、対応が遅くなってしまうことを少しでも和らげられないかと考えました。

“囲い込み情報が多く路頭に迷う”

私は生きづらさの問題について少しでも理解しようとネットや本で学びを深めてきた時に、全体像を把握するのに苦労した経験があります。本もネットも特定領域に特化した専門的なものが多く難解な専門用語がビッシリで理解するだけで一苦労ですし、他と関連や全体像が見渡しにくいという問題点を感じました。

また、ビジネスとしての生きづらさ問題を支援するサービスを提供しているところでは、そのホームページやSNS等で一人での多くのお客様を獲得しようと自らの優位性や専門性をアピールする記載が数多いです。資本主義の競争社会ですので、選ばれるために他の可能性や選択肢をオープンに紹介するのは自らのお客様を放棄することになりかねない行為でしょうからやむを得ません。

ご紹介したような囲い込まれた情報が氾濫することにより、路頭に迷ってしまう生きづらさを抱えた人が生まれる気がします。生きづらさMAPによりオープンで幅広い情報提供により、それらを和らげられないかと思います。最終的に相談先や支援先に優劣はなく、ご本人に合うか合わない次第でしょうから、幅広い選択肢や可能性を検討することはメリットになるのではないでしょうか。

“自分で整理し、調べ、動く習慣をつけにくい”

自分で整理して、調べて、動くことで治療、回復、成長に繋げていく好循環を回せることが長い目で見て非常に大切です。自分の力で主体的に自律的に人生を切り開くことは、孤独や責任が伴いますが、自由を獲得することにも繋がります。その為の第一歩として自分で整理し、調べ、動く習慣を身に付ける一つの手段として生きづらさMAPを使えないだろうかと考えております。自立できないということは逆を言えば、依存的という状態なのですが、それは悪意のある人に付け込まれ利用される隙を与えることことにもなりかねません。

“魔の手から自分を守る”

残念なことですが、弱ったところに付け込んでくる人がこの世の中には少なくありません。天使の仮面を被った悪魔のような人達です。不安で心細い生きづらさを抱える人に、自分破壊するドラッグを売りつけたり、本人が後々後悔する仕事を斡旋したり、胡散臭い商品や思想やサービスを言葉巧みに紹介し継続的にお金を使うように誘導されるかもしれません。そんな魔の手は、一見良識を持ったように見える家族や友人、同僚の中にもいます。露骨に虐待、いじめ、ハラスメントをする人から、気が付かなように操作や支配するケースもあります。

“治癒力、回復力、成長力を信じる”
私達一人一人が持つ治癒力、回復力や成長力を信じ続けたいと思います。
見落としがちですが、何もできない生前の全てを周りに依存する無力な赤ちゃんの状態から自分で話したり、考えたり、生活したり、通学したり、お仕事したりという状態まで成長してきた素晴らしい力が私達には備わっています。同様に、怪我が治ったり、風邪や病気から治癒・回復した経験は多くの人にあるものでしょう。
自分で自分自身の治癒力、回復力、成長力を信じられれば、とても心強いものです。何とかなるさ、やっていけるという楽観的な気持ちや自信につながるでしょう。それらを信じられなくても、相談・支援・治療する側が信じるということで本人が勇気づけ、可能性を広げることに繋がると思います。

最後に一言。自分が弱ったときに何が欲しかったのだろうかと思い返すうちにわいてきたアイデアが生きづらさMAPに繋がりました。

この記事は以上になります。

生きづらさMAPは、あくまでアイデアの状態です。
モニターさん(無料)になってもいいよ!という方、宜しければご連絡ください。Zoomで傾聴致します。

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